うつ病を克服した方の体験談を載せています。辛いうつ病も適切な治療で克服することができます!

うつ病治療にレクサプロ

うつ病克服体験談

両手を上げる女性 ここでは、うつ病を克服した方の体験談を紹介しています。「うつ病は再発しやすい」「うつ病は心が弱い人がなる病気」「自分がうつ病になんてなるわけない」など残念なことに、うつ病に対する偏った考えは未だ多くあります。うつ病は、誰もがなる可能性のある病気であり、なったからといって自分を責める必要は全くありません。

無理をし過ぎた心を休めようとするキッカケでもあるのです。そして、しっかりと自分の心の声と向き合っていけば、完治できる病気でもあります。ここで紹介している、辛い状態から本来の自分を取り戻した方の体験談が少しでも参考になれば幸いです。焦らずマイペースに病気と向き合っていきましょう。

うつ病克服体験談①

元気がない男性 2005年頃夫がうつ病を発症しました。通院していましたが、どんどん症状が悪くなり自殺未遂を繰り返すようになりました。妻として、家族としてお医者さんから言われた注意事項や身の回りの世話まで、できることは全て行いました。しかし、一昨年の4月夫は自ら命を絶ちました。

死ぬ前日も私や子供と夕飯を食べ、「前よりも安定してきているのかも・・・」と思った矢先のことでした。ショックと自分の不甲斐なさに毎晩、涙が止まりませんでした。私は、夫が自殺したという事実を受け入れることができず、周りにも言うことはできませんでした。

夫はよく頑張った、彼の人生は素晴らしかったと思っているにも関わらず、世間や周りの目を気にして言えない自分にも悔しくて、苦しくてとても辛かったです。そして、それから私もうつ病になりました。「私も夫のところへいきたい・・・」と思うようになり、子供がいるにも関わらず家事を疎かにすることもありました。何をするにもやる気がおきず、うつ病を克服したいとも思っていませんでした。

ですが、子供が私を察してお手伝いをしてくれたり、「ママ、今日も元気に過ごすね」という言葉でハッとしました。私が死んだらこの子たちはどうやって生きていくんだろう・・・。子供も辛いはずなのに・・・。

それからは、真面目に治療に取り組み、薬と認知療法を繰り返しやっと克服することができました。何度もアップダウンしました。よくなったと思ったら、なんとも言えない虚無感に襲われたり、本来の自分に戻れない日々が何年か続きました。

「もう、こんなに治療をして治らないなら死んだ方がいいのかもしれない・・・」「自分なんて消えた方がいいのかもしれない・・・」と何度も思いましたが、いいお医者さんと薬のお陰で克服できました。

今は、夫の自殺も受け止めることができています。そして、周囲にも夫が自殺したことを隠さず言えるようになりました。あんなに辛くて、人生なんてこんなものと全てをマイナスに考えていましたが、今は幸せを感じることが多くなりました。

あのとき、うつ病になったからこそ今の私があるかもしれません。その時は、本当に無理だと思ってもなんとかなるもの。命より大切なものはない。うつ病治療の成果が出なくても悲観的にならない。病院に行っただけでも偉い。自分を褒める癖をつけるといいかもしれません。これが私のうつ病克服体験談です。

うつ病克服体験談②

体育座りをする女性 私は、中学3年生の頃~28歳までうつ病でした。ですが重症ではなく軽度で、周りと同じように進学、就職ができました。しかし、入社3年目の28歳になった頃、自殺を考えるまでの重度のうつ病になりました。

キッカケは仕事でした・・・。ある時、長年付き合いのある会社の主催するイベントを任せられました。そのイベントを成功させようと私は無我夢中で働きました。しかし、主催側との打ち合わせ中に一緒に付き添っていた同期が突然、私が事前に用意した資料のダメだしをし始めました。「この資料には抜けがある、これじゃ成功しない、何でこんな資料が作れるのか」と批判的な言葉を大勢の前で、言い出しました。

普段であれば、これくらいの出来事は何とか乗り切っていたかもしれません・・・。しかし、その時期の私は5年付き合った彼女を病気で亡くしていて・・・心が一段と弱まっていました。そして、そんなときに大勢の前で自分が一生懸命作った資料を馬鹿にされたのは、深く傷つきました。この仕事での出来事をキッカケに自殺を考えるようになりました。

これまでも軽度のうつ病ではありましたが、こんなにもキツくもう駄目かもしれない・・・とまで思うことは初めてでした。そして、それまで1度も専門家に診てもらったことはありませんでした。治療法があることも知らず、精神疾患に対する知識が全くなかったです。ですが、限界を感じたことで初めて医者に診てもらうキッカケになりました。

カウンセリングや薬を使っての治療の効果を実感しつつも、ドクターストップがかかり休職を勧められました。それでも私は、仕事に穴をあけるわけにはいかないと思い無理矢理、仕事を続けていました。完治しないまま中途半端な状態で仕事を続けていましたが、ボランティアに参加したことで症状が一気に改善に向かいました。

ボランティアで街や海の清掃を行うと、達成感が得られました。仕事のようにノルマが課せられるわけでもなく、ただ手伝いという素直な気持ちと行動だけでネガティブな思考が薄れました。そして、誰かの役に立てるという「自信」にもなりました。

そのお陰で仕事にも自信を持って取り組めるようになり、うつ状態から抜け出せるようになりました。役に立つうつ病の克服体験談ではないかもしれませんが、私はこれで克服することができました。

うつ病克服体験談③

俯き加減な女性 私は専門学校を卒業後、老人ホームに就職しました。介護職は、学生の頃からの夢でやっと夢が叶ったと希望と喜びに満ちていました。しかし、職場は利用者のことよりも成果主義的な意識がとても強いところでした。また職員の方も社会福祉に対する意識や知識が乏しく、利用者の意思を無視して自分たちの思い通りにしようとするなど、嫌だなと思うことが多々ありました。

ですが、仕方ないと割り切り仕事を続けていました。しかし、2年目を迎えた頃から頭痛が起きるようになりました。それまで健康には自信があったのですが、おかしいなとは思いつつも休むわけにもいかず薬を飲みながら続けていました。しかし、6ヶ月を過ぎたあたりからめまいも起こすようになり、市販薬では効かなくなっていました。

大学で心理学を専攻していたこともあって、この身体の不調は心からくるものじゃないかと思うようになりました。1度きちんと休んで病院に行こうと思いましたが、人手不足が深刻でシフトの調整が難しくずるずると続けていました。

そんな中、利用者が相次いで亡くなってしまいました。それに加え、そのときの職場での人間関係は最悪で・・・。ついに過呼吸を起こして倒れました。診断結果はうつ病。それから、3ヶ月休職して治療を続けました。

症状がよくなったので、復職しましたが、戻った職場に私の居場所はなく自殺未遂をしてしまいました。ですが、医師の「死にたいくらい辛いなら仕事は辞めてもいいんだよ」という言葉に救われ、辞職しました。それからは、順調にうつ病を克服して元気に過ごすことができています。これが私のうつ病克服体験談です。

うつ病は克服できる!

両手を上げてジャンプする女性 上記で紹介した体験談のように、今どんなに辛い状況であっても誰でもうつ病を克服することができます。克服のキッカケは人それぞれ違うため、何がキッカケとなり克服できるかは分かりません。しかし、治療をしていくなかで今までの酷使してきた自分を休めたり、小さく思えることでも続けていくことが克服している方には共通しています。

克服できても再発してしまうんじゃないか・・・と心配になる必要はありません。うつ病克服後も自分の心の声に耳を傾けるようにすれば、健康でいることができます。何よりも大事なのは自分の命です。自分の命があってこそ、仕事ができ家事ができ、喜んだり怒ったり悲しむことができます。決してうつ病を克服できない自分は駄目な人間だなどと、悲観的にならないようにしてください。